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雫石高級時計工房を見学。グランドセイコーはここで一貫して作られている。

みなさまグランドセイコーをご存知でしょうか?我らが日本が誇る時計メーカー、セイコーの最高級ラインです。グランドセイコーは岩手県雫石町にある「雫石高級時計工房」にて、パーツ製造から組み立てまで一貫して製造されています。今回ここを見学してきました。写真はとっていないのでぜひみなさん訪問してご自身の目で色々お確かめください。

雫石高級時計工房へのアクセス

〒020-0596 岩手県岩手郡雫石町板橋61-1
TEL:019-692-3511(代表)FAX:019-692-1170

盛岡市中心部より車で20分ほどの雫石町の緑に囲まれた小高い丘の上に雫石高級時計工房がありました。

雫石高級時計工房の見学

見学するには予約しましょう。

私は最初裏口から行ってしまったようで、守衛さんに見学したい旨とどこへ行けば良いかを尋ねました。「予約していますか?」と言われ、何の連絡もしていない私は冷や汗が。。。一応守衛さんが表の受付へ連絡してくれそちらへ回るよう指示されました。

私は運よく見学できましたが、これを読まれたみなさんは訪問される際には事前に連絡して見学予約をしましょう。

エントランスホール入り口はロックされている。

エントランスホール入り口の自動ドアはロックされており自由に入れません。
内側から受付の方が開けてくださり、中へ入ります。
中へ案内されると訪問者カードに氏名等記入します。

「案内担当のものが来るまでお待ちください」と言われたので展示を見ながら待つことにしました。

歴代モデルや時計のパーツの展示。

エントランスホールの大部分には歴代モデルや時計のパーツの展示があります。東京オリンピックで使われたストップウォッチなどあり感動しました。

また、時計のパーツはものすごく小さい。これをピンセット使って組み立てていくのはかなり大変です。私がやると手がプルプルしてしまっていつまでたっても組み立てできそうにありません。

雫石高級時計工房オリジナルモデルの販売。

ホールの一角には、ここでしか買えない雫石高級時計工房オリジナルモデルのグランドセイコーとクレドールが並んでいます。いずれも手にとって触ることができました。

グランドセイコークラスになるとケースの質感がとても良いです。きっちりと立ったエッジ、ポリッシュ、マット仕上げ、ダイアルの視認性、どれをとっても所有欲を満たしてくれます。

自動巻はシースルーバックになっており、ローターには雫石高級時計工房のロゴがプリントされており、オリジナルモデルと一目でわかります。

触ってしまったので欲しい病が発症してしまいましたが、先立つものがないので我慢しました。
ここでオリジナルモデルを購入できる方が羨ましいです。

案内の方による工房見学。

案内の方がいらっしゃったので工房見学させてもらいます。
まずはここ雫石高級時計工房の説明を受けました。
この場所だけでグランドセイコーに関わる全てのパーツを製造そして組立までしているとのこと。セイコーがマニュファクチュールたる所以です。

その後、2階の組み立て工房を少し見学させてもらいました。
職人さんたちが使っている椅子はイームズの「アーロンチェア」作業机は岩手県の伝統的家具「岩谷堂箪笥」とのこと。作業机はそれぞれの職人さんたちに合わせて高さ・幅・奥行きなど特注だそうです。

大きな工房ではムーブメント組立、小さめの工房では針の取り付けや風防およびベルトの取り付けなどされていました。

私は仕事でイームズチェアを使っています。同じものが使われていて嬉しくなりました。

予約していないにも関わらず見学対応してくださったお礼を言い、工場を後にしました。

まとめ

雫石高級時計工房の見学について書いてみました。私は予約を失念しており、迷惑をかけてしまいました。みなさんは忘れず事前予約するようにしましょう。エントランスホールの展示は見ごたえありますし、工房を直に見ることができたのも非常にありがたかったです。次回はここで行われるメカ時計セミナーに参加したいと思っています。皆様も是非。

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