Buzz Rickson’s(バズリクソンズ ) L-2Bの紹介。ディテールやサイズ感など。

2019/03/22

2020/11/16

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皆様L-2Bをご存知でしょうか？有名なフライトジャケットMA-1と同じくアメリカ空軍で使用されていたジャケットでライトゾーン用のものです。MA-1と違い中綿がないので着用できるシーズンが長いので非常に使えるミリタリージャケットです。今回Buzz rickson’sのL-2Bを手に入れたのでディテールの紹介やサイズ感など書いてみようと思います。購入を検討されている方の参考になれば幸いです。

Buzz Rickson’s(バズリクソンズ )とは

以前 MA-1を入手した時にも書きましたが東洋エンタープライズ社のミリタリーブランドで、20年以上にわたりミリタリーウェアを忠実に再現している会社です。毎年MA-1を始め多くのフライトジャケットやミリタリーウェアの復刻を製造販売しています。最近ではセレクトショップとのダブルネームなどもあるのでミリタリーウェアに興味がなかった方でも聞いたことはあると思います。

L-2B MIL-J-7448 B 327th FIS

L-2Bは外気温が+10℃~+30℃のライトゾーン用のフライトジャケットです。ちなみにMA-1は-10℃〜+10℃のインターミディエイトゾーン用です。
今回私が手に入れたのはL-2B MIL-J-7448 B Tops apparel社実名復刻327th FISバージョンです。カラーはセージグリーン。L-2Bは中綿がないので着用できる期間が長くとても重宝するジャケットです。このL-2BはBuzz Rickson’s純正で327th FISバーションにスコードロンパッチ等でカスタマイズされておりとてもかっこいいです。

L-2B MIL-J-7448 B 327th FISディテール紹介

Buzz Rickson’s L-2B MIL-J-7448 B 327th FISのディテールをいくつか紹介します。

MIL spec tagはTops apparel社名義

実名復刻なので首元のMIL spec tagの会社名はBuzz Rickson’sではなくTops apparel社のものになっています。Buzz Rickson’sのタグは左ポケット内側にあります。

右胸に327TH Fighter Intercepter Squadron(FIS)のパッチ

左胸には327TH FISの大きなスコードロンパッチが付いています。327TH FISは日本語に直すと第327戦闘迎撃隊。この部隊はカリフォルニア州ジョージ空軍基地でF-102を運用した部隊です。ロゴマークは西洋中世の鎧兜の側頭部に羽が生えているようなデザインです。何か愛称があるのかと思い調べましたが無いようでちょっと残念です。

右肩口にF-102パッチ

右肩口に327TH FISが運用していたF-102、愛称デルタダガー、のパッチがあります。F-102は史上初のデルタ翼超音速全天候インターセプター(迎撃機)です。

エポレットに階級章

左右のエポレットに階級章があります。これはアメリカ空軍の大尉でCaptainです。

左肩口に技能賞パッチ

左袖のシガレットポケット上部、通常USAFマークがある部分には技能賞パッチがつきます。

左胸にネームタグ

左胸には革製の厚みのあるネームタグがついています。階級章の通りCaptainと書いてあります。

ポケットはフラップ付き

ポケットはフラップがつきます。ポケットの容量はそこそこあり、iphone7plusは少し余裕がある感じです。ポケット内部の記事は表に使われているナイロンと同じでMA-1のようなハンドウォーマーにはなっていません。ちなみに、ライニングはレーヨンとウールの混紡でこれはMA-1のポケットに使用されているものと同じです。レーヨンとウールの二重織生地で、L-2Bのライニングにはレーヨン面を、MA-1のポケットにはウール面を使用しています。レーヨン面のライニングはとても滑りが良く着用の際に引っかかったりすることはありません。

酸素マスク用のタブとクラウンジッパー

前面左には酸素マスク用のタブがついています。
メインジッパーはアルミ製のスプリングカムロック式のクラウンジッパー。
差込口は少し硬いですが滑りはスムースでストレスなく開閉できます。シガレットポケットもこれと同じものです。

Buzz Rickson’s(バズリクソンズ ) L-2Bのサイズ感

今回入手したL-2BのサイズはMediumです。MA-1のときは冬に着用するので中に厚手のものを着ると考えLargeサイズにしました。L-2Bは暖かくなりインナーが薄手になるだろうと考えMediumにしました。私の体型は私の身長172cm体重80〜kgの太め体型で、中にある程度の厚みのあるスウェット一枚着てぴったりジャストサイズです。窮屈な感じはありません。中がスウェットではなくロンTなどになればもうかなり余裕ができると思います。