TESLA Model Sに試乗してきた。
先日TESLA Model Sに試乗してきました。あまり時間がなく試乗コース1周だけ、写真も撮っておらず文章だけになりますが、試乗の感想を記録しておきます。TESLAに興味があり、試乗を考えている方の参考になれば幸いです。
試乗申し込みはWebから
TESLAの試乗申し込みはWebからできます。TESLA Japanのホームページから試乗を予約するをクリック。氏名と連絡先を記入しリクエストを送信すると、私の場合はその日のうちに確認の電話連絡が入りました。希望のモデルと希望日および時間調整をして試乗予約は完了です。
私はModel Sを東京南青山でお願いしました。営業時間は平日は11時から、私が希望した土日は10時からだったので日曜の10時に予約しました。
親の同意があればチャイルドシートつけてくれる
試乗は家族で乗るつもりでしたが、上記予約確認の際に5歳以下の子供は同乗できないと言われたので、しょうがないか一人で試すが。。。と思いながらTesla Motors Japan南青山へ向かいました。ところが、受付の際に、「チャイルドシートつけられますけどどうしますか?」と聞かれたので「受付の際には乗れないと聞いたのですけど。。。」というと、「5歳以下は保険が効かないので。。。ご両親の同意があればお取付いたします。」とのことでした。これはありがたいと思い、同意の上で取り付けてもらいました。なお、チャイルドシートはレカロでした。我が子が少し羨ましくなりました。
試乗したModel Sは100D
試乗したModel Sは通常バージョンの100Dです。ボディカラーはブルーでした。
ガラスルーフの開放感
試乗のうち最初の方はコクピットドリルを兼ねてディーラーの方が広い道になるまで運転されます。子供をチャイルドシートに乗せ、妻はリヤシートに、私は助手席に。後ろの妻から、天井がすごい。広々してる気がすると言われなんだろうと上を見るとガラスルーフでした。前席はフロントガラス傾斜とサンバイザーのところにフレームありガラスルーフの恩恵はあまりないですが後席はかなり恩恵あるようで窮屈な感じが全くしないと言っておりました。
通常の車のスイッチ類は全てタッチパネルへ
ディーラーの方からコクピットドリル教わりながら青山霊園をぐるっと回ります。レバー類の操作を思えたりしながら車内を見回します。エアコンやオーディオおよび運転モードなどの操作は全てタッチパネルで行います。そのため、大型のタッチパネルが中央に鎮座していますが、通常の車でよく見るスイッチ類が省かれたおかげでとてもスッキリした内装です。シンプルでとても好感が持てます。
オートパイロット(2019/08時点でレベル2)すごい
コクピットドリルの際にオートパイロットも試されました。青山霊園の西側、比較的曲がりくねった道をハンドル操作もアクセル操作もされずModel Sはスルスルと走っていきます。初体験でしたがびっくりしました。私は車の運転好きなので自動運転なんていらない派でしたが、通常運転時にこれだけできる、車にやってもらえる、というのはとても良いのではないか?と思い始めました。
試乗開始
コクピットドリル受けながら青山霊園の東側、国道246号の手前で運転を交代していよいよ試乗開始です。
試乗コースは赤坂御所まわり
試乗コースは赤坂御所をぐるっと回るコースでした。東京にお住いで車をお使いの方ならよくわかると思いますが、このコースは道が広く、空いていればそれなりに踏める246号と、適度なカーブ繰り返し登り降りするミニワインディングです。車の動力性能と操作感を体験するには非常に良いコースだと思いました。
インパネに自車周辺情報ディスプレイされる
インパネには目立つように車速が表示され、その下には自車周辺の様子がディスプレイされます。交差点に止まっていたのですが、横に車がいること、横断歩道を渡る人、先の交差点からこちらへ侵入してくる車、の様子がアニメーションのように映し出されます。夜間、周囲が見えづらい時、これはとても助かる情報だと思いました。
加速性能は十分すぎる
246号に出て制限速度あたりまで加速してみます。アクセル踏み込むと、電気自動車なので音もなく、ギアチェンジのショック等もなく、スッと目標の速度まで加速します。これはとても気持ちいいです。
ブレーキもとてもよく効く
ブレーキもよく効きます。いわゆるスポーツカーと同じでブレーキペダルに乗せるだけで制動力立ち上がります。回生ブレーキも働いているはずですがそういった違和感を感じることなく思った通りに減速および停止できます。
ハンドリングも良好
街中の試乗レベルの話ですが、ハンドリングもとても良いです。電気自動車ゆえの低重心およびサスペンションジオメトリの自由度のおかげで非常に素直な操作感です。
ミニワインディングは思い通り
上記動力性能と操作性のおかげで赤坂御所周りのミニワインディングは思ったように加速、減速、コーナリング、ができました。とても気持ちよく、これで高速やワインディング走ったら楽しいだろうなーと思いました。このまま首都高に乗りたいぐらいでした。
オートパイロット試してみる
迎賓館のあたりで前方にバスが現れ、思うように走れなくなりました。せっかくなのでオートパイロット試してみます。オートパイロットONにしてアクセルから足を離し、ハンドルを握っている手の力を抜き置いているだけにしてみます。バスに合わせて、なのでとてもゆっくりした速度ですが、適度な車両間隔をキープしたまま、緩いカーブをトロトロと走ってくれます。
オートパイロット初体験だったので、何か起こるんじゃないか?と不安な気持ちで胸がモヤモヤしますが、Model Sは何の問題もなく走ってくれます。先に書いたようにオートパイロットいらない派でしたが、これだけのことができるなら頼りたくなる場面はいくつかあるなぁと一気に欲しい機能になりました。
新しい車のカタチだと思う
試乗を終えて、TESLA Model Sは新しい車のカタチだと思いました。アクセサリーの操作はタッチパネル、ウインカーは通常のレバーですが、シフト操作はレバーの形していますが実際はスイッチ操作。車の形をしていて実際に走りますがどちらかというと車よりも電化製品に近い印象です。
これまでの車の操作、例えばレバーガチャガチャ、に慣れている人ははじめ違和感を感じるかもしれません。しかしながら、そうでない方、例えばこれまで運転に苦手意識があった人、にはとても受け入れられやすい操作系だと思います。
車はエンジンがあって車だ!と思う人にはなかなか受け入れられないかもしれませんが、私のように車を思った通りに動かすこと、操作の方に興味がある人なら問題なく受け入れられると思います。
まとめ
TESLA Model Sの試乗をしたので記憶が新しいうちに感想や思うことを書いてみました。TESLAに興味がある方の参考になれば幸いです。